院長こらむ:アンチエイジングのお話 その13

健康で長生きができることを誰もが望んでいます。
これを腸内フローラ(腸内細菌叢)の面から見てみたいと思います。
健康な人の腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスは、おおよそ善玉菌20%悪玉菌10%日和見菌70%になっていると言われています。悪玉菌が増加すると、さらに日和見菌の助けも借りて、人の体に悪さを起こします。悪玉菌の分解産物の硫化水素、インドール、スカトール、アンモニアなどが体に悪い影響を起こします。
腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを保つ対策として、 

1)悪玉菌が起こす腐敗を避けるため、速く腸内容物を体外へ排泄する(排便のコントロール) 
2)善玉菌を増加させ、相対的に悪玉菌を減少させる 

ことが考えられます。具体的には、食餌内容で腸内フローラ(腸内細菌叢)の改善を図ることが肝要のようです。次回、具体的な食餌内容について述べます。

毎年、夏休みを利用して、日本アルプス登山をしていますが、今年は、ちょっと足を延ばして、カナデイアン ロッキーを眺めるだけの旅をしてきました。

カナデイアン ロッキーの基地となるバンフの眺望です。バックにCascade Mountainがそびえています。市内からは、すぐ近くに望めました。 コロンビア大氷原。曇りで、良い写真が撮れませんでした。右側のアサバスカ氷原先端まで雪上車で向かいます。
エメラルドレーク。その名のごとく、エメラルドの湖面です。 Castle Mountain。 名の通りお城のような岩山です。カナダ横断鉄道を数百m連なる貨物列車が通り、かなり長い時間、踏切で待たされました。
代表的な湖のレイクルイーズ。美しい眺望です。 雄大なカナデイアン ロッキーを背にした、モレーンレイク。帰り際、9月中旬というのに、雪が降りました。